2014年4月3日(木)
三陸海岸便り -山田講師-


 津波と地震


4月2日辞令をもらい、
4月3日から東北岩手県宮古市役所での初勤務で、
震災復旧の仕事をするつもりで気合いをいれていました。

ところが3日の朝3時すぎ、チリ地震のため津波注意報が出て
サイレンが20分おきに鳴り「津波注意報が発令されましたーーーーー」と放送があり、
朝早く飛び起き、その後寝る事が出来ませんでした。

明るくなって、ゴミ出し場を確認して市役所に出勤し、
8時半に勤務について直ぐ、今度は震度4の地震です。
5階にある建築課は大揺れでした。
津波の為に職場の何人かは、一般の避難者の誘導、受け入れの為に避難所に行って
市役所にはいませんでした

初出勤のプレッシャーでとても疲れましたが、
今、新居のアパートで洗濯をして干したところです。

天災は怖いものですが、がんばります。


2012年10月17日(水)
救命救急措置教育を受講しました


建災防山口県支部では、山口消防本部の方々を講師に迎えて
「救命救急措置教育」を開催しました。

建設現場だけでなく生活全般に役立つ教育とあって、たくさんの方が受講されていました。
いつも建災防の講習でお世話になっている先生方の姿もありましたヾ(@^∇^@)ノ
事務局からは、事務局長、次長、職員のSさんと一緒にわたくしTも受講しました。

はじめに講師の紹介があり、
私たち市民が出来る救命救急の話を聞きました。
その後解説を交えながら、消防の方による救命処置のデモンストレーションでした。
その手順は、下記の通りです"φ(・ェ・o)~メモメモ

  倒れている人に声をかけて反応確認(反応なし)
     

 
 大声で応援を呼び、119番通報・AEDの依頼
     

 
 呼吸の確認(呼吸なし)
     

 ④ 
胸骨圧迫
 ⑤ 
人口呼吸
 ⑥ 
心肺蘇生
      ↓
 ⑦ 
AED装着
      ↓
 ⑧ 
心  電  図  解  析  電気ショックは必要か?          
      ↓必要              ↓不要
 ⑨ 
電気ショック            ↓
      ↓                ↓ 
 ⑩ 
胸部圧迫から心肺蘇生を再開
      ↓
 ⑪ 
救急車が来るまで⑧~⑩を繰り返す


それでは、これを踏まえて実技開始です!!

ずらっと並んだ人形が8体、8人ずつ順番に全員が終わるまで
講師の方が一つずつ確認しながら進めていきます。

反応を確認して,反応がなければ助けを呼びます。「人が倒れています。誰か来てください!!」
助けが来たら「あなたは119番に連絡してください」「あなたはAEDを持って来てください」
一人より、みんなで手分けをしたら、少しでも早く処置ができます。
大声を出して人を呼ぶのって、緊張して難しいのでしょうか?受講者の中には、こんな言葉が・・・
「191番に連絡してください。」 → 正しくは119番ですよ~d(´д`o)♪
「AEDに連絡してください」 → AEDは連絡するんじゃなくて、持って来てくださいですよ~(^^;)


呼吸確認をして呼吸がなければ、胸骨圧迫です。
ちゃんとできると、練習用の人形が「カチっ」って言うんですが
圧迫する場所が違ったり、力がない人や女性は、
がんばってるわりになかなか「カチっ」が聞こえないんです(´;ω;`)ウゥゥ
60秒間に100回のペース(ドラえもんの歌♪に合わせると丁度良いテンポらしいです)
で胸骨圧迫するので、本当にキツくて腕はダルくなるし、やってるうちに熱くなります。
周りを見渡すと おぉ(゚ロ゚屮)屮 建災防のある講習のF先生
上に来ていたシャツを脱いで、半袖でがんばってらっしゃるじゃないですか。
ほんとに熱かったんですね。


次に人工呼吸です。
実際には状況によって出来ないこともあるでしょうけど
練習なので、口を付ける所は不織布のようなものを当てて、人形相手に全員がやりました。
気道確保して((((((/´З`)/フゥ~!!フゥ~!!
1秒かけて息を吹き込むのが2回、息が入ると人形の胸が膨らみます。
これで出来ているかどうか確認するのですが
人形によっては息が入りにくいものがあったようで、次長は苦戦されていました。


皆さん出来るようになったので、
胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回、これを5セット
ここまでやって休憩です。
胸骨圧迫で力を使い、みなさんお疲れのようでした。


いよいよ後半のAEDの実技に入ります。
写真にある、赤くて四角のモノがAEDです。
寸劇交じり?で、2人1組になって、
胸骨圧迫、人口呼吸をしているAさんのところへ、AEDを持ったBさんが来ます。

Bさん:「AED持って来ました。
Aさん:「AED使えますか?」
Bさん:「はい、使えます。」
Aさん:「お願いします。」

こんな会話をしながら、Aさんは胸骨圧迫と人工呼吸を休むことなく続け
BさんはAEDの電源をON!!(写真の緑のボタン)

ちなみに、私がAさん役をしていたとき、
Bさん役の職員Sさんは、AED使えますかの問いに
元気良く「使えません」と答えました( ̄m ̄〃)ぷぷっ!脱線すいません。。。


AEDの電源を入れると、全て音声でガイドしてくれます。
ガイドの通りに電極が流れるパッドをつけると、心電図解析がされます。賢いですよねぇ。

電気ショックが必要とAEDが判断したようなので
Bさんは人が触れていないか確認して
ショックボタンを押します。(オレンジに点滅したボタン)

そして、すぐに胸骨圧迫と人工呼吸を、続けます。
AEDは、1度付けたらはずさないで電源も入れっぱなしで、そのままにしておきます。
2分間に1回心電図解析をしてガイドしてくれるので、それに従って、
救急車が到着するまでの間、ずっと胸骨圧迫と人工呼吸を続けます。
1人では大変なので、協力して交代でもいいそうです。



全員が通しでやって実技を終え、最後にちょっとした確認テストがありました。
受講者のみなさんは、やりきったという表情で、とても為になったと言われて修了されました。
消防から修了証が届くのが楽しみです*:.。☆..。.(´∀`人)


救命救急は1分1秒を争います。
何もしなければ、助かる命も助かりません。

今日ここに来られた皆さんは、救命処置ができます。
とにかくやって下さい。
何もしないということだけは絶対にしないで下さい。



と言う、消防の方の言葉が印象に残っています。

もし、救急の現場に居合わせたとき、
今までなら、何をどうしてよいかわからず、何も出来ずにただ傍観していたと思います。
今なら、教わったことを思い出して少しは出来そうな気がします。
1度講習を受けたからと言って、実際の緊迫した状況では、正直難しいかもしれません。
けれど、やらないよりやってみることが大切です。
機会があったら、是非、救命救急の講習を受講してみてください。



最後になりましたが、山口消防本部の講師の方々
ご指導ありがとうございました(*^^*)


2012年1月21日(土)
建設従事者教育(6H)の受講感想  -株式会社井原組 現場代理人   杉山 洋さん-





最初に講師の方から「原点に返って受講して下さい。」

と講習が始まりました。



講師の経験に基づいた講話のなかで、


「人・物」を思いやる気持ちの大切さと伴に、


改めて安全というものは大事だと感じました。



ヒューマンエラーは完全に無くすことは不可能だと思いますが、

現地KYを行い危険の予測をして対策を立てることで、


一人一人の安全意識が高まり災害が無くなるのだと思いました。


また、よかれと思って設置した安全施設が逆に災害を引き起こす

要因になるなど勉強になりました。




当社は若い世代と熟練世代の年代に開きがありますが、

今回の受講がそれぞれの立場での安全衛生意識の

再認識となり、
安全な職場環境の向上につながると思いました。