2023/6/19 月曜日

令和5年6月6日開催!「令和5年度やまぐち建設産業魅力発見フェア」

Filed under: 建設業協会 — admin @ 9:00:17

県内の中・高生に建設産業の魅力を知ってもらうため、技術・技能の体験や県内企業の紹介等を行うイベント「やまぐち建設産業魅力発見フェア」が、令和5年6月6日、山口きらら博記念公園にて開催されましたが、本協会も建設業担い手確保・育成協議会の一員として参加しました。(主催/山口県、共催/山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会、後援/山口県教育委員会、山口県工業教育研究会、山口県技能士会連合会)

4度目の開催となる今回は、岩国工業高校、柳井商工高校、田布施農工高校、徳山商工高校、高川学園高校、山口農業高校、宇部西高校、下関工科高校の県内8つの高校に加え、阿東中学校、島田中学校の2つの中学校が参加。中学生の参加は開催以来初めてで、述べ約400名の中・高生がさまざまな体験や企業の説明を通じて建設業への理解を深めました。


会場となった富士商ドーム内には、鉄筋工、とび工、瓦工、管工、電業、塗装など10の団体・企業の技術・技能を体験できる「体験エリア」と、県内企業や自治体計45社・団体がブースを構え、仕事内容や福利厚生等の説明を受ける「企業エリア」が設置されました。


「体験エリア」では、木組みやカンナ削り、左官、塗装などさまざまな専門技能や高所作業車、とび工の足場などを体験。鉄筋の結束体験を行っていた生徒からは「実際にやってみると難しい」との声も聞かれ、慣れない作業に苦戦している様子でしたが、職人さん達の丁寧な説明を受けながら、真剣な表情で取り組んでいました。

また、国土交通省及び山口県が推進するi-Constructionについての紹介コーナーもあり、ICTを活用した業界全体の進化についても学びました。

「企業エリア」では、それぞれの企業が参加者に分かりやすいよう、パネルやモニター等を利用するなど、工夫しながら特色をPRされており、担当者のお話に生徒の皆さんも熱心に耳を傾けていました。

本協会は「体験エリア」に建設VRの体験コーナーを設け、建造物の構造や現場の空間を体感してもらうとともに、本協会作成の「広報誌ピラー」を配布し、建設業の魅力をPRしました。

体験した島田中2年の久保田絢音さん(写真上・左)、中原侑希さん(写真上・右)は「VRは橋を上から見ているようで不思議な感覚でした。今日はスプレー塗料の絵描き体験が楽しかった」「初めてのVR体験でまるで自分が橋のケーブルの上にいるようで少し怖かった」と話してくれました。

また、田布施農工2年の亀田啓人さん(写真上)は、「VRは思っている以上に画質が綺麗で、本当に自分がそこにいるかのようで新鮮でした。さまざまな体験ができて楽しいです」と話してくれました。

企業ブースに出展された嶋田工業(株)総務部・三井智恵部長(写真上・右)と建設事業部・鈴木健二副課長(写真上・左)のお二人にお話を伺うと「学生の数自体が少なくなっているので、人材の確保は年々厳しくなっています。こういった機会を活かして、まずは企業自体を知っていただき、地元企業の良さや、やりがいを伝えていければと思っています。自分の育ってきた場所に新しい建物を作ったり、改修をして古いものを残したり。世代を超えて繋いでいく、故郷でのものづくりの醍醐味があります」と話されていました。

中学生も初参加した今回のイベント。体験を通じて、ものづくりへの興味や関心が高まり、業界の未来を担う若者になってくれることを願っています。
本協会ではこれからも県や関連団体と連携し、将来の担い手確保・育成を推進していきます。

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