第3回「工高・高専建設系学科連携学習会」を開催！
７月１５・１６日の２日間、徳山工業高等専門学校で、「工高・高専建設系学科連携学習会」が開催されました。（主催：徳山工業高等専門学校（以下、徳山高専）、徳山商工高校（以下、徳山商工）、 共催：山口県建設業協会、後援：山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会）
冒頭、徳山高専担当の海田准教授（写真上：右）より「この学習会は、県内の建設系学科で学ぶ生徒・学生が集い､公共工事がどのような手順で発注され完成されていくかを理解するとともに、適正な工事費の積算方法について学ぶことで、より実践的な力を身につけることを目的に開催します」と挨拶されました。
今年度で第３回目の開催となる学習会は、昨年度に引き続き､徳山高専を会場として行われ、徳山商工及び徳山高専の生徒・学生２６人が参加しました。参加者のうち１０名が女子学生という、今までにない状況でした。
県土木建築部監理課の椙山主任（写真上：左）からは、「県内の建設産業は若い人材を必要としている。建設産業により興味を持ってもらい、工事の積算についても学習され、県内就職に役立ててほしい」との挨拶がありました。
１日目は基本コースで、県職員で県建設技術センター勤務の中村主任（写真上：右）が講師となり、自己紹介を兼ね、如何にして建設業務に興味を持ち県職員の道を選び、どのような業務をしているかについて、興味深く話されました。その後、公共工事の基礎知識（基本的な流れ、公務員技術者の仕事・役割など）や公共工事に必要な「お金」についても、詳しく説明をされました。
午後からは、積算の基礎について、わかりやすく講義をされ、演習では、生徒・学生がパソコンを操作しながら模擬積算を行い、他の２名の県職員も参加して、個別に学生へのアドバイスや入力方法などの指導をされました。
一日目の研修終了後に、宿泊寮でカレーライスが振る舞われ、参加者の交流にも花が咲き､和気あいあいと会話に弾みがつきました。
二日目は実践コースで、�螢─璽献Д鵐掘璽愁侫箸諒卅匚峪奸兵命疹紂�中央）により、工事費の仕組みや積算単価・歩掛表などの説明が行われ、演習ではグループワークにより、実際の築造工事における数量計算や積算設計書の作成が行われました。片倉講師の講義にも熱が入り、受講者も熱心に聴いていました。
最後に、今回参加した生徒のアンケート結果はこちらでご覧ください
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