第１回 建設業新規入職者合同研修（一般マナー研修・足場従事者特別教育）を開催しました！(H２９．４．１４〜４．１５）
国土交通省、全国建設業協会ほか建設関連20団体以上で構成する「建設産業担い手確保・育成コンソーシアム」が平成26年に設立されて以降、全国各地で担い手確保を目的とした産官学連携による「地域連携ネットワーク構築支援事業」が展開されています。
本協会では、建設業振興基金が募集する地域連携ネットワーク構築支援事業を受託し、平成27年度から29年度までの３年間、専門工事業団体と連携して、若年技術者及び技能者への研修・サポート・定着率向上を目的とした各種活動を実施します。
最終年度となる平成29年度の第１回事業として、昨年好評だった「一般マナー研修」と「足場従事者特別教育」を軸とした「建設業新規入職者合同研修」を4月14、15日に開催しました。（主催：山口県建設業協会、共催：山口県、山口県鳶工業連合会、山口県鉄筋工業協同組合、山口県左官業協同組合、後援：山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会）
参加者は、県内の建設会社に勤める建設業入職３年以内の新規入職者及び30歳未満の若年社員で、１日目は37名、２日目は44名の参加がありました。初日は、「建設業における社会人としてのマナー講座」が２部構成で行われました。
第１部は山口県鉄筋工業協同組合副理事長の手島健一さん（デグチ工業�蠡緝宗�が、建災防発行「新規参入者教育用テキスト〜建設業に不慣れな方々が安全で健康に働くために」のテキストを使用して講義「現場における労働災害防止に必要な最低限のルールと基礎知識」を行いました。
手島副理事長からは自身の体験談を交えながら、これから現場で働くための心構え等をしっかり指導して頂きました。
第２部は、山口県若者就職支援センターの青木知子さんによる講座が行われ、社会人としてのマナーや心構え、組織の中でのコミュニケーションの取り方、仕事の進め方や長く仕事を続けるためのアドバイスなど、社会人として必要なコミュニケーションスキルに重点を置いた幅広い視点からの講義がありました。
受講者の皆さんは、5〜6名ずつのグループに分かれ、あいさつや言葉遣いなどにおけるそれぞれの課題に対して、実践を踏まえて講義を行いました。初めは緊張していた皆さんも、グループでの自己紹介などをするうちに、積極的に発言が出るようになり、「好感の持てる新人とはどんな人物でしょう？」との問いかけに対しても、「あいさつ、返事がきちんとできる」「時間を厳守する」「コミュニケーションを積極的にとる」などの発言があり、活発に意見交換が行われていました。
受講者に感想を伺うと、「敬語などをしっかりと教えてもらえて勉強になった。来て良かったなと思います」「建設技術だけでなく、マナーや言葉遣いも磨いていかないといけないと思いました」と、研修の内容に手応えを感じている様子でした。
２日目は、山口県鳶工業連合会から松村 秀治事務局長を講師に迎え、「足場の組立等従事者特別教育」を行いました。
これは労働安全衛生規則に基づく法定教育であり、建災防発行「足場の組立て等作業従事者必携（特別教育用テキスト）と同内部工事用足場編」を使用して、６時間講義があり、受講した方には「修了証」を発行し、今後の現場で役立つよう配慮しました。
内容は�‖�場及び作業の方法に関する知識、��工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識、�Ｏ�働災害の防止に関する知識、�ご愀庫［�等で、それぞれＤＶＤも活用しながら、分かりやすく解説して頂きました。
最後に受講者全員にアンケートにご協力頂きましたが、その結果は下記のとおりです。
１．本日の講習内容について５段階評価（５点満点）
�仝従譴砲�ける労働災害防止に必要な最低限のルールと基礎知識（平均4.2点）
�⊆匆饋佑箸靴導萍�するために〜必要な意識と仕事の基本を知る（平均4.1点）
�Ｂ�場の組立等従事者特別教育（平均4.4点）
２．建設業界に入ったきっかけについて一番近いもの
➀親や知人の紹介で就職（43.4％）
��学校（先生等）の紹介で就職（21.7％）
�Ｊ綿�野からの転職（10.8％）
��ハローワークを通じて就職（10.8％）
�タΧ鳩盈�校等から斡旋されて就職（8.6％）
�Δ修梁勝�4.3％）
３．建設業界や会社に対する要望
�―亀截夏�制等休日制度の充実（38.0％）
�∋餝兵萋世了抉隋�25.3％）
�Ｊ〕�厚生の充実（19.0％）
�て雲ぢ紊任慮鯲�会等の開催（12.9％）
�ザ軌薹盈�の充実（9.5％）
�Εぅ瓠璽献▲奪彝萋阿僚室臓�1.5％）
４．今後取得したい建設系資格や免許（ベスト３）
��1級又は2級土木施工管理技士（4人）
�⊆幎匏老�設機械の免許（3人）
��１級技能士の資格（2人）
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