建設マスター・建設産業人材確保・育成対策顕彰式典が開催され、当協会推薦の２名が顕彰されました！
去る１０月１８日、東京のメルパルクホールで開催された「優秀施工者、建設産業人材確保・育成対策顕彰式典」において、平成２４年度優秀施工者国土交通大臣顕彰者３６２名の授与式が行われました。
優秀施工者国土交通大臣顕彰者は、通称「建設マスター」と呼ばれています。
建設マスター制度は、建設現場において工事施工に直接従事し、優秀な技能・技術を有する建設技能者を「優秀施工者」として国土交通大臣が顕彰することで、「ものづくり」に携わっている者の誇りと意欲を増進させ、能力と資質の向上を促進するとともに、その社会的評価・地位の確立を図り、建設業の健全な発展に資することを目的として平成４年度に創設されました。
当協会では山口県土木建築部と共に、この制度の普及啓発に協力するため、毎年秋に「山口県優良工事表彰」を受賞された会員企業を対象に候補者の推薦をお願いしており、平成２４年度については上記の２名が顕彰されました。
写真右から、石井 和昭（住吉工業�蝓僕諭�今回仕事のご都合により欠席となった山中 信幸（�螢劵薀献絅Α僕�です。この度は誠におめでとうございます。
式典の冒頭、「人材を育成、確保し、優れた技術、技能を次世代に継承することが重要である。建設マスターとして、ものづくりの現場の第一線で活躍されてきたことは、まさにものづくり、人づくりの名人だ」と羽田国土交通大臣のメッセージを佐々木土地・建設産業局長（写真中央）が代読しました。
その後、全国より集まった約３６０名の顕彰者でホールが埋めつくされ、地区ブロック毎に１名ずつ顕彰者の名前が呼ばれました。
最後に受賞者を代表して、中川氏と石山氏がそれぞれ表彰状授与と代表謝辞を行いました。
謝辞では「建設現場の第一線で施工に従事しているが、優れた仕事をすることが最大の誇り。自分が身に付けた技能、技術を若い人へ伝えることが建設マスターの役割だと考えている」と新たな決意を表明しました。
次に、受賞者の子供から寄せられた作文を司会者が紹介しました。
また、今年6月から8月にかけて全国的に募集していた建設産業人材確保・育成推進協議会主催による「私たちの主張」の入選作品の発表が行われました。
発表後、国土交通大臣賞を受賞された作文２点「建築バカ」の高橋氏（写真一番右）と「誇りを持てる仕事」の柿島氏（写真右から２番目）が代表して、朗読を行いました。
この２名を含めた入選作品５点については、当協会の「建設業の雇用改善とイメージアップコーナー」にリンクし、そこから全文をご覧頂くことができるので、是非ご一読をお願いします。
式典終了後、会場には記念撮影用パネルが設置され、石井 和昭（住吉工業�蝓僕�の記念写真を撮影しました。
なお、山口県では過去の建設マスター受賞者が今年初めて県選奨の候補に挙がっており、県内の隠れた功労者として注目をされています。結果はまたお伝えしますが、当協会では引続き国、県と協力して建設マスター制度の普及啓発に取組みたいと思っています。
（参考）協会広報誌ピラー８号での巻頭特集
（参考）建設マスターデータベース
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