建設業の魅力を集結！やまぐち建設産業業界研究セミナーを開催！
平成29年6月6日、県内で土木建築を学ぶ高校生を対象に「やまぐち建設産業業界研究セミナー」を開催しました。
（共催／山口県、（一社）山口県建設業協会、山口県鉄筋工業協同組合、山口県鳶工業連合会、やまぐち建設21の会、後援／山口県教育委員会、山口県工業教育研究会、山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会）
このセミナーは土木建築を学ぶ高校生に、地域を支える建設産業の役割や重要性を伝え、山口県の建設産業をよりよく知ってもらうことを目的に行われるもので、好評だった昨年に続いて２度目の開催となりました。
今回の参加した高校は、昨年より１校増えて、岩国工業高校都市工学科1年生、徳山商工高校環境システム科3年生、山口農業高校環境科学科2年生、宇部西高校総合学科（今回初）の全４校、130名でした。
セミナーは二部構成で行われ、「午前の部」では防府市牟礼の都市計画街路環状一号線の建設工事現場を見学し、防府土木建築事務所職員から丁寧な現場説明と建設業のＰＲをして頂きました。
「午後の部」では、山口市阿知須の山口きらら博記念公園に移動し、多目的ドーム内に設置された建設業界の各団体によるＰＲ用ＤＶＤ、パネル展示、職人作業体験、重機体験コーナーなどを見学したり、体験したりして回りました。
（一社）山口県建設業協会（会長：井森浩視）は、山口県土木建築部が作成した「新たなる建設業〜未来をつくる君たちへ」（本協会及び会員企業が撮影に協力）他３本のＤＶＤ上映会を行うとともに、本協会作成の「イメージアップ広報誌Pillar（ピラー）」と（一財）建設業振興基金作成の「建設業界ガイドブック2017」を配布し、建設業の魅力をＰＲしました。
会場内では他に、山口県鉄筋工業協同組合（理事長：宮本ゆり子）による鉄筋工作業体験や山口県鳶工業連合会（会長：栗栖龍男）による高所足場見学体験コーナーが設置され、生徒の人気を集めていました。
やまぐち建設21の会（代表：�盪垣擬�）は、若手経営者の有志の会として、ICT建機で有名なコマツと協力して、小型無人機ドローンによる測量やコンピュータ制御された油圧ショベルの作動実演を行いました。
他にも、防府市の作業服メーカーのハラダ��より、熱中症対策用の電動ファン付ウェアの展示されるなど、建設現場における新しい技術が紹介され、参加した皆さんも目を輝かせて各ブースの説明を聞いていました。
参加した学生に話をきくと、「興味のあるブースばかりでとても楽しかった。こういった仕事につきたいと改めて思った」「ドローンなど新しい技術を見る事ができて、ためになった」「体験を指導してくれた職人さん達の作業のスピードに驚いた」など、建設業への関心を大きく膨らませている様子でした。全体的な生徒のアンケート集計結果についてはこちらからご覧下さい。
総合建設業と専門工事業が一体となって行った今回のイベント。本協会ではこれからも県や関連団体と一層連携を深め、将来の担い手確保に取り組んでいきます。
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