山口支部が「公共施設クリーンアップ作戦」として、ボランティアを行いました!
令和2年7月13日(月)(一社)山口県建設業協会山口支部では、山口県防府土木建築事務所、山口市及び秋穂・小郡・阿知須・徳地・阿東の各総合支所と協力して、市内6地区の清掃活動を行いました。
この活動は平成11年7月から建設業界の社会貢献活動の一環として山口支部が中心となり行っているもので、椹野川と道路・堤防等の環境美化を目的に「公共施設クリーンアップ作戦」として展開しています。
今回は会員企業15社から約60名が参加した県道山口小郡秋穂線、及び市道宮島町氷上線の清掃活動を取材しました。
■梅雨空の下、地域を明るくする清掃活動
当日は朝からあいにくの雨模様でしたが、山口市大内御堀の仁保川河川敷には続々と参加者が集合。9時前から開会式が行われ、山口支部の砂川泰一支部長(山口建設(株)代表取締役)から作業内容や注意事項などの説明があった後、ゴミ拾い、除草などの作業が開始されました。
連日雨が降り続いていたこともあり、土手の草は雨を含んで重く、足場も悪い中での作業となりましたが、参加した協会メンバーの方々は手慣れた様子で草を刈り取り、みるみるうちに草の山が積み上がっていきました。
また、たばこの吸い殻や紙くず等、歩道のゴミ拾いや草取りは一人ひとりが腰を屈めて丁寧に行われ、作業が終わった約2時間後には歩道や河川敷が見違えるように綺麗になりました。
砂川山口支部長(写真上)にお話を伺うと「環境美化はもちろんですが、河川敷や法面の草刈りは洪水等による災害発生の低減にもつながっています。地域を守るために変わらず活動を続けていきたいです。また災害の面で言えば、山口支部管内は山も多いので土砂崩れが心配です。安全パトロール時には特にそういった箇所を重点的に確認しています。今後も市や県と協力しながら地域の安全を見守っていきたい」とおっしゃっていました。
今年度より本協会の副会長にも就任された砂川支部長。「先輩方に習い、また若い世代とともに力を合わせながら、山口県の建設業を盛り上げていきたい」と意気込みを語っておられました。
この日集まったゴミの量は、可燃ごみ500kg、不燃ごみ1t、刈草20t。それぞれ処理場に運び作業が終了しました。
6地区合計では会員企業70社、約230人が参加し、汗を流した今回の活動。新型コロナウイルス感染症に加え、令和2年7月豪雨と社会不安が増している令和2年ですが、綺麗になった地元の風景に、少しでも地域の方々の心が晴れやかになることを願っています。
作業に参加された皆さん本当にお疲れ様でした。
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