萩支部が「萩市河川海岸一斉清掃」ボランティアに参加しました！
平成27年７月に「明治日本の産業革命遺産」の一つとして、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡、大板山たたら製鉄遺跡、松下村塾、萩城下町の５つが世界遺産に登録された萩市。
毎年たくさんの観光客が訪れるこのまちは、地元を愛する住民の方々の手によってその趣を守り続けています。
■日本一ゴミのないまち・萩を目指して
梅雨真っ直中の平成29年7月9日。萩市全域において河川海岸一斉清掃が実施され、河川や海岸、道路など市民総出で清掃が行われました。
この活動は、「日本一ゴミのないまち・萩」の実現を目標に、平成6年に市民有志による「きれいなまち・萩推進市民会議」が発足したのを機にスタートしたもので、以来毎年7月に実施されています。
今回は平成30年に、明治改元から150年を迎え、山口県で「山口ゆめ花博」などの様々なイベントが行われることを受け、全市町をあげてボランティア活動に取り組む「やまぐちボランティア・チャレンジデー」の萩市開催日にも指定されており、市民と共に山口県のゆるキャラ「ちょるる」も清掃に参加していました。
■建設業者の市民化がモットーです
山口県建設業協会萩支部は、開始当初（平成６年）から清掃活動に参加しており、平成29年は23社から総勢36名が参加。2tダンプ13台が集合しました。
当日は雨が降ったり止んだりの不安定な天候でしたが、集合時刻の朝８時にはなんとか雨も止み、市役所での出発式の後、刈草等の収集のためトラックで地域内をまわりました。
河川敷に向かうと、前日や早朝に市民の方々によって刈り取られた草が山積みになっており、協会のメンバーが総出で収集車の荷台に草を乗せました。
雨を含んだ草は重量があり、作業をする会員社員の額には見る間に汗がにじんできます。
初めは手で作業していましたが、鍬に持ち替え、懸命に草を収集しておられました。この日集まったゴミの量は、可燃ゴミ19t、不燃ゴミ15t、刈草21t。それぞれ処理場に運び作業が終了しました。
作業が終わった河川敷には清々しい風景と夏の匂いが広がっていました。
萩支部の杉山仁志支部長（指月建設�蠡緝宗�と同支部の光藤勉事務局長にお話しを伺うと
「萩支部では『建設業者の市民化』をモットーとし、地域の生活を支え守る、市民の身近な存在でなければならないと思っています。災害時の復旧活動はもちろんのこと、清掃活動など地域貢献は当然のものとして今後とも積極的に取り組んでいきたい」
また、「萩は市民の意識が高く、日頃からゴミ拾いなどを地域の方々が頻繁に行っておられます。私達も市民の一員として、日本一きれいな町づくりを目指していきたいです」とおっしゃっておられました。
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