建設業社会貢献活動推進月間中央行事で豊田支部が受賞しました！
（社会貢献活動功労者で豊田支部（西島支部長代理）が受賞）
（一社）全国建設業協会（全建）では、地域の建設企業が行っている社会貢献活動を国民に正しく理解・認識してもらうために、平成１８年より毎年７月を「建設業社会貢献活動推進月間」と定めております。
７月の月間中には各県建設業協会は会員企業と連携して、地域建設業界の実践している幅広い社会貢献活動を広くアピールするとともに、公共事業への理解を深める活動を展開しています。
その一環として、全建主催による、第９回目の「建設業社会貢献活動推進月間中央行事」が去る７月２４日に東京都の経団連会館において開催されました。
（挨拶に立つ全建の近藤会長）
冒頭、近藤全建会長からは、「猛暑の最中、我々の仲間達は日々汗を流して仕事を頑張っている。
しかし、ひとたび大雨や災害が発生すれば、すぐに現地に駆けつけ、パトロールや応急復旧等の活動を行い、被害を最小限にくい止め、地域の住民の安心・安全を守っている。
これは地域の地形や実情を熟知した地元建設企業だからできることである。建設業の役割と魅力を一般の方にも認識して頂くには、こうした活動が広く知られることが重要であり、道路や河川の清掃などの活動も地域にとっては、非常に重要な社会貢献活動であり、地道な活動ではあるが、今後も積極的に尽力していきたい。」と挨拶されました。
（表彰状を手にする西島支部長代理）
挨拶の後、全国で１５の協会、２３の会員企業が災害復旧支援活動や環境美化活動及びイメージアップ活動など６つの部門毎に受賞式が行われました。
（山梨県建設業協会の事例発表）
受賞式の後は、恒例の活動事例として、山梨県建設業協会が行った「平成２６年２月豪雪災害の災害復旧活動」が発表されました。
まだ記憶に新しい本年２月１４日から降り始めた雪は、明治２７年からの観測史上最大となる積雪量１６３cmを記録しました。
この影響で山梨県内はスリップ事故が３００件以上発生し、雪崩による車両埋没等もあり、道路・鉄道とも交通網はマヒし、県境は途絶状態となり、まさに「陸の孤島化」となりました。
人的被害も死者５人、重軽傷者１５１人を数え、住宅被害は全壊１９棟を含む１３７７棟が被害を受けました。
１４日１７時には、山梨県土整備部長より、協会に対して災害協定に基づく除雪作業の要請があり、同日１７時４５分に浅野協会長の指示により、災害対策本部が設置されました。
更に翌日には、１年前に締結したばかりの「災害時の広域応援業務に関する協定」が初めて発動され、全県的な協力応援体制がとられました。
この結果、他地区建協から合わせて、ホイールローダー１０台とダンプトラック２０台が応援に派遣されました。
今回の豪雪災害に対して、協会員の１カ月間に亘る活動実績については、延べ２万２千人の人員出動と延べ１万５千台の重機での除雪となりました。この活動を通して、災害への備えや今後の課題として下記の３点を挙げ、発表は締めくられました。
�〆匈佳弍�への事前準備（関係機関との協議や対応訓練に参加し、社会貢献活動の継続体制を維持する）
��円滑な災害時対応（予め国、県等の管理者に対し、対応作業の優先順位決定を働きかける）
�９�報活動等の方針（県・協会が管理・運営する情報共有システムを活用し、県民にも情報提供と協会活動ＰＲを推進する）
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