優秀施工者(建設マスター)国土交通大臣顕彰式典が開催され、本協会推薦の4名が顕彰されました!
去る10月18日(金)、東京都の読売ホールにて開催されました「令和6年度優秀施工者国土交通大臣顕彰式典」において、建設マスター452名と建設ジュニアマスター121名の授与式が行われました。
優秀施工者国土交通大臣顕彰は、通称「建設マスター」と呼ばれています。
建設マスター制度は、平成4年に創設され、建設産業の第一線で「ものづくり」に直接従事している建設技能者の方の中から特に優秀な技術・技能を持ち、後進の指導・育成等に多大な貢献をしている方々を「優秀施工者」として国土交通大臣が顕彰するものです。
今年受賞された方を含め、これまでに約12,000人以上の建設マスターが誕生しています。
また、平成27年度からは建設ジュニアマスターをあらたに設けて、優秀な技能を持ち、今後さらなる活躍が期待される青年技能者の方々を建設ジュニアマスターとして顕彰しています。
本協会では、山口県土木建築部とともに、この制度の普及啓発に協力するため、毎年秋に「山口県優良工事表彰」を受賞された会員企業を対象に候補者の推薦を行い、令和6年度は下記4名の方々が顕彰されました。誠におめでとうございます。
(写真上:左)橋本 雅美さん(山和建設㈱推薦)
(写真上:右)藤下 康司さん(澤田建設㈱推薦)
(写真上:左)穐吉 昭一さん(㈱イノウエ推薦)
(写真上:右)瀬川 育男さん(髙山産業㈱推薦)
式典冒頭、国土交通省の石橋政務官より、「建設産業は社会資本整備の担い手として、また地域の守り手として国民の生活を守り、経済活動の発展にも重要な役割を担っている。その役割を果たすためには、優秀な人材の確保、育成をしていくとともに、優れた技術・技能を次世代へと継承させていくことが重要である。本日顕彰された建設マスターの方々は、それぞれが長年に亘り、ものづくりの現場の第一線で優秀な技術・技能を発揮され、後進の指導にも積極的に取り組んできた、まさに“ものづくり、人づくりの名人と称するにふさわしい方々である。国土交通省としては、建設産業が魅力的になるよう、これからも全力で取り組んでいきたい」と挨拶されました。
建設マスター顕彰者を代表し、竹山 和也さん(大工)が顕彰状を授与し、山下 孝成さん(屋根工)が代表謝辞を述べられました。
代表謝辞では、「長年にわたり、現場の第一線で活躍してきた。これからも身に付けた技術・技能を後輩に伝え、さらに先頭に立って研さんを積み重ねたい。また、近年では災害が多発しているので、災害復旧にも積極的に取り組み、地域と建設業の発展に貢献したい。」を決意を述べられました。
続いて、顕彰者の子供さん2名が代表して作文を朗読しました。また、最後に建設産業人材確保・育成推進協議会による「私たちの主張」「高校生の作文コンクール」の令和6年度受賞者の発表が行われました。
発表後、最優秀である国土交通大臣賞を受賞した作文2点について、社会人部門では、佐々木 ゆのかさん(写真上:右)が「魅力に気がつく瞬間」の朗読しました。
高校生部門では、鈴木 和弥さん(写真上:左)が「笑顔のあるコミュニティ再生を、建築の力で」を朗読しました。
この2名を含めた入選作品については、本協会のHP「建設業の雇用改善とイメージアップコーナー」に入選作品集をリンクしましたので、下記よりご覧可能です。
https://www.kensetsu-kikin.or.jp/humanresources/sakubun/img/2024sakuhinsyu.pdf
式典終了後は壇上で記念撮影会が行われ、本協会も参加された2名の方の撮影を行いました。
本協会では、引き続き国及び県と協力して、建設マスター制度の普及啓発に取り組みたいと考えています。
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