「やまぐち建設フェス!2024~来て見て触って楽しく学べる建設ものづくり〜」が開催されました!
令和6年10月6日(日)、山口県とやまぐち建設21の会が主催する「やまぐち建設フェス!2024〜来て見て触って楽しく学べる建設ものづくり〜」が、山口市阿知須の道の駅きららあじす横広場において開催され、4300人もの来場者で賑わいました!
(主催:山口県、やまぐち建設21の会、協賛:国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所、国土交通省中国地方整備局山陰西部国道事務所、 山口職業能力開発促進センター 、ポリテクセンター山口、徳山工業高等専門学校、山口県西部高等産業技術学校、(一社)山口県建設業協会、山口県鉄筋工業協同組合、山口左官組合、山口県生コンクリート工業組合、後援:山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会)。
このイベントは建設業の魅力を幅広い世代に向けて発信し、将来の担い手確保に繋げるため官民一体となって開催されているものです。
2回目となる今回は、やまぐち建設21の会会員企業、建設機械メーカー、レンタル・リース会社、国土交通省や山口県土木建築部、防府市などの公共団体に加え、山口県鉄筋工業協同組合や山口左官組合など建設業に携わる専門工事業者や、徳山工業高等専門学校や西部高等産業技術学校といった建設・土木系学科を持つ高等学校も出展。
合計28の企業・団体によるコーナーが設けられ、建設業のさまざまな魅力をPRしました。
また、体験コーナーではドローンの操作体験やトータルステーションを使った測量ゲーム、鉄筋の結束や壁塗り、電動工具の体験といった建設業の仕事を体験するものから、建築のペーパークラフト制作や木製サイコロパズル、ミニショベルカーでのボールすくいなど、楽しみながら建設業に親しめるコーナーも設けられ、子どもから大人まで終日多くの来場者がブースを訪れました。
本協会は建設VRの体験コーナーを設け、トライアロー社が開発した企業の新人研修等にも使われる本格的なバックホウ操縦体験アプリ「重機でGO」を使用し、現場の迫力を体感してもらいました。
体験した子供には、先着200名で建設重機のミニカーや建設業協会PRチラシ、女性活躍パンフレット等を配布したところ、300名以上の家族連れに来場していただきました。
なお、このブースの運営には、県内の建設業に携わる女性からなる会「やまぐちけんせつ小町の会」のメンバーも一緒に参加者の案内やVRでのバックホウ操縦をレクチャーしながら、建設業における女性の活躍をPRしました。
イベントのハイライトの一つとして開催された「バックホウ選手権」では、県内の11社から選ばれた建設機械オペレーターたちが、ペットボトルを移動させる競技や、迷路のフレームに当たらないように棒を操る「イライラ棒」競技を行い、技術とスピードを競い合いました。
激戦の結果、住吉工業(株)が見事総合優勝を果たし、続いて山陽建設工業(株)、(株)井原組、(株)ミヤベ、松村建設(株)が入賞しました。
入賞者には賞状が授与され、その技術に多くの拍手が送られました。
また、今年初めての試みとして、子どもたちを対象とした「キッズ体験バックホウチャレンジ」も実施されました。この体験では、オペレーターのサポートを受けながら、子ども達が実際にバックホウを操作することができ、子ども達が目を輝かせて挑戦していました。
やまぐち建設21の会の宮部智之会長(写真上)は「昨年に比べ参加団体が増え、専門工事業者や教育機関も加わったことで、まさに産官学が連携したイベントになりました。今年初めて開催した子どものバックホウチャレンジにも、大変多くの申込みがあり嬉しく思います。実際にふれて体験することで、建設業っていいなと感じてもらい、将来の就職につながってくれることを期待しています。今後は、一年一回だけでなく、体験できる機会を県内各地で増やしていけたらいいですね」と話されていました。
山口県土木建築部の大江真弘部長(写真上)は「昨年の2000人を大きく上回る4000人以上の来場者があり、このイベントへの関心の高さを実感しました。建設業というと堅いイメージを持たれることもありますが、イベントを通じて、子どもにも大人にも気軽に親しんでいただくことで、将来の担い手確保に繋げていきたいと思っています。今後も工夫しながら積極的に建設業のPRを行っていきたいです」と話されていました。
建設業界の魅力を楽しみながら知ることができる「やまぐち建設フェス」。この体験を通じて、幅広い世代に建設業への興味が広がり、将来的には地域の若者が建設業界で活躍する一助となることを期待しています。
本協会では、今後も県や関連団体と連携し、将来の担い手確保・育成を積極的に推進していきます。
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