2024/6/27 木曜日

女性の力でより働きやすく魅力的な建設業界へ!「やまぐちけんせつ小町の会」発足!!

Filed under: 建設業協会 — admin @ 15:58:55

令和6年6月19日、山口県内の建設業に携わる女性からなる会「やまぐちけんせつ小町の会」が発足し、発足式と交流会を山口市のセントコア山口で開催しました。
この会は、建設業界に携わる女性同士のネットワークを構築し、女性の就労環境改善および入職促進、ひいては県内建設産業を担う人材の確保、育成を促進することを目的とするもので、発足時の会員数は18企業32名。(一社)山口県建設業協会に事務局を置くこととしています。

開会にあたり、本協会の藤山泰司専務理事より挨拶があり「少子化の中、技術者や技能者、建設ディレクター、事務など多くの建設分野での女性の重要性が高まっている。県内建設業に従事する女性の就労改善と定着、そして県内建設企業への女性入職を図るべく、すべての女性が働きがいと働きやすさの両立により、建設業で就業継続を実現する環境づくりをしたい。そのために会員企業の女性の皆さんの忌憚のない意見をいただきたい」と述べました。

会の名称は、事前に会員の方々から出された候補を集約し「やまぐちけんせつ小町の会」に決定。規約の説明後、会長・副会長の選任を行い、会長には梅澤知栄さん((株)技工団)、副会長には勢羅満子さん((株)ミヤベ)が就任されました。梅澤会長は「同じ建設業界で、女性同士相談ができたり、声をかけあえたりといったことができる仲間がいると心強い。まずは、そういう繋がりをこの会で皆さんとつくり活動していきたいです」と決意を述べられ、勢羅副会長は「みんなで仲良く建設業の女子の活動をしていきたい」と笑顔で挨拶されました。

その後、女性が働きやすい就労環境の改善策等について、主に女性更衣室等の改善など環境、設備等についての内容や、産休・育休といった働き方に関する課題が多く挙がり、その解決に向けて今後、国や県などへの要望や意見交換の場で反映させていく予定です。

また、活動内容、活動計画については、広報活動、現場見学会、会員同士の交流会、他県との交流、勉強会の開催等のテーマに沿ってさまざまな意見があり、今後アンケート等で調整を行いながら、それぞれが活動に参加していくこととし、承認されました。

最後に山口県土木建築部 山根孝太主任より、SNSを使った広報活動や県が開設している「やまぐち建設産業魅力発信ポータルサイト」、「やまぐち建設フェス」、「けんせつ小町に会おう!現場見学会」などの事業紹介があり、「建設産業の魅力を幅広く発信していくために、皆さんにご協力いただければと思います」と述べられました。

発足式の後はランチをしながらの交流会を開催し、和やかな雰囲気の中、女性同士積極的な交流が図られました。

本協会では建設業における女性の活躍を応援するとともに、業界全体の活性化、魅力向上に取り組んでいきます。

2024/6/24 月曜日

全建ジャーナル6月号について

Filed under: 建設業協会 — admin @ 11:07:31

ご覧になりたい方は支部に配布しておりますので、そちらで閲覧して頂きますようお願いします。また、毎月の定期購読を希望される方は下記アドレスからお申込み下さい。
 http://www.zenken-net.or.jp/journal/index.php

巻頭言『会長就任にあたって』
一般社団法人 全国建設業協会 会長 今井 雅則

「国土強靭化の更なる推進に関する要望」について
一般社団法人 全国建設業協会

「令和6年1月の能登半島地震に対する都道府県建設業協会の対応
一般社団法人 全国建設業協会

令和5年度における都道府県建設業協会の災害及び防疫対応
一般社団法人 全国建設業協会

令和6年 春の叙勲・褒章について
一般社団法人 全国建設業協会

令和5年度 事業報告
一般社団法人 全国建設業協会

労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する自主行動計画
一般社団法人 全国建設業協会

電子保証の導入状況について
北海道建設業信用保証株式会社/東日本建設業保証株式会社/西日本建設業保証株式会社

「宮城建設女性の会2015」の活動について
一般社団法人 宮城県建設業協会

〈SDGsの取組事例〉石橋建設工業 株式会社

「労働災害ゼロの未来を目指して、これからも走り続けます。」
建設業労働災害防止協会

〈建設業経理検定〉WEBサイト「建設経理のプロローグ」の開設
一般財団法人 建設業振興基金

〈最終回〉「いまの仕事の進め方、正しいですか? それとも間違っていますか?」
土木技術者( 改め)土木エンジニア 杉浦 伸哉

〈わが街の歴史的建造物〉[第1回]迎賓館赤坂離宮
内閣府 迎賓館総務課 営繕専門職 代田 朋美

新・季節の風の中に立って(第15回) 江戸後期の天才画家・洋学者渡辺崋山礼讃 〜永訣かくのごとくに候〜
作家 高崎 哲郎

2024/6/21 金曜日

建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)の説明会をオンライン形式で開催!

Filed under: 建災防 — admin @ 9:21:36

建設業労働安全衛生マネジメントシステム(コスモス)の「コスモス説明会」をオンライン形式で開催します。建設業の安全衛生責任者・担当者や発注機関及び中小事業者の方など、企業規模に関わらずどなたでもご参加いただけます。
コスモス導入の必要性、コスモスの必要性についてご説明を行いますので、「どんなものか?とりあえず聞いてみよう」という方も歓迎です。
また、説明会にご参加された方を対象に後日、ご希望ある方に個別相談を承ります。申し込みについては、下記画像をクリックしてください。

2024/6/20 木曜日

令和6年5月の公共工事動向データ(要PW)

Filed under: 保証会社 — admin @ 8:59:06
下記の画像をクリックした際には、パスワードが求められますのでご注意下さい。パスワードは会員専用エリアと同じもので、会員企業には4ヵ月毎に文書で直接お知らせしていますので、電話、メールでの問合せには応じられません。文書を失くされた方は所管支部にお問合わせ願います。

2024/6/13 木曜日

「6月4日開催!令和6年度やまぐち建設産業魅力発見フェア」

Filed under: 建設業協会 — admin @ 13:48:00

令和6年6月4日、山口きらら博記念公園・やまぐち富士商ドームにて「令和6年度やまぐち建設産業魅力発見フェア」が開催されました。
このイベントは山口県の主催で毎年行われているもので、県内の中・高生に体験を通じて建設業への理解を深めてもらい、将来の担い手確保につなげることを目的としています。本協会も建設業担い手確保・育成協議会の一員として参加しました。(主催/山口県、共催/山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会、後援/山口県教育委員会、山口県技能士会連合会)

当日は、岩国工業高校、柳井商工高校、田布施農工高校、徳山商工高校、高川学園高校、山口農業高校、宇部西高校、下関工科高校の県内8つの高校に加え、熊毛中学校、島田中学校、大和中学校の3つの中学校から、述べ約500名の生徒さんが参加。鉄筋工、とび工、瓦工、管工、電業、塗装など10の団体・企業の技術・技能を体験できる「技術・技能体験エリア」と、県内企業や自治体等計60社の仕事内容や福利厚生等の話を聞くことができる「建設企業交流エリア」を回りました。

「技術・技能体験エリア」では、コテを使った左官体験やローラーによる木目描写体験、カンナ削りや木組みなどの大工体験、鉄筋の組み立てなど、様々な工種を職人さんから直接教わりながら体験しました。職人さんの技能に生徒の皆さんも興味津々で、初めて触る道具に苦戦しながらも夢中になって作業をしていました。また、ICT建機の試乗や3次元点群測量体験など、近年急速に進められているICTを利用した建設業界の技術についても学んでいました。


「建設企業交流エリア」では、担当者から企業の業務内容や特色、取り入れている機材・設備などの説明があり、生徒の皆さんも積極的に質問をするなど活気に満ちていました。

本協会は建設VRコーナーを設け、トライアロー社が開発した企業の新人研修等にも使われる本格的なバックフォー操縦体験アプリ「重機でGO」を体験してもらうとともに、今年度から新たに「けんせつ小町」のコーナーを設置。3名の女性技術者の方々に建設業における女性の働き方についてお話いただきました。

生徒からはやりがいや業務内容のほかに「給料は男女で差がありますか」「髪の色やネイルは自由ですか」とさまざまな質問が飛び、小町のみなさんも顔を見合わせながら、笑顔で答えておられました。

VR体験をした岩国工業1年の吉田悠真さん(写真上・左)、高木大碩さん(写真上・右)は「操縦は難しかったけれど、乗ったことのない重機を操作できてとても楽しかった」「バーチャルなのにとても迫力があり面白かった。将来は土木の道に進みたい」と話してくれました。

また、けんせつ小町のお話を聞いた徳山商工3年の山根夢叶さん(写真上)は、「建設業は女性が少ないイメージがありましたが、意外と多いというお話を聞いて安心しました。メリットばかりではなく、デメリットや対処の仕方も教えていただきとてもためになりました。将来はたくさんの人が使う橋などの建設に携わってみたいです」と話してくれました。

けんせつ小町の方々にもお話を伺いました。(写真上・左から)福永七海さん(井森工業(株)) イベントを通じて、意欲的に建設業のことを考えてくれたように感じました。やりがいがしっかりと伝わっていたらいいなと思います。田中茜さん(藤本工業(株)) 建設業と聞くとまだまだ「キツイ」というイメージがありますが、業界としてずいぶん変わってきているよとお話しています。親御さんにも安心してもらえるような業界でありたいです。梅澤知栄さん(協会委員:(株)技工団) 中学生でも、すでにしっかりと建設業に興味を持っている子もいて嬉しかったです。このイベントでは建設業のさまざまな職種を体験できるので、中学生の職場体験の選択にも役立つのではと思います。

企業ブースに出展された(株)川畑建設 工務部・山根芽衣さん(写真上)にお話を伺うと「今日は弊社で行っているドローンや3Dデータを使った施工のお話をさせていただきました。「建設業って今こんな面白いことができるんだ!そんなに難しくないかも」と感じてもらえていたら嬉しいです。ICT化が進んで、若いうちから活躍の場が増えていると思うので、ぜひたくさんの学生の皆さんに興味を持ってもらえたら」と話されていました。

生徒たちの生き生きとした表情が印象的だった今回のフェア。手を動かして建設業の楽しさを体験し、多くの職種や企業を知ることで、将来の進路選択のきっかけになったのではないでしょうか。
本協会では今後も、県や関連団体と一体となって建設業界の魅力を発信し、将来の担い手確保・育成を推進していきます。

Repair of the amalgamator for a bathroom.

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