2023/10/30 月曜日

「やまぐち建設フェス!来て見て触って楽しく学べる建設ものづくり」が初開催されました!

Filed under: 建設業協会 — admin @ 9:58:09

令和5年10月15日(日)、山口県とやまぐち建設21の会は山口市阿知須の道の駅きららあじす横広場において「やまぐち建設フェス!〜来て見て触って楽しく学べる建設ものづくり〜」を開催されました(主催:山口県、やまぐち建設21の会、共催:(一社)山口県建設業協会)。

このイベントは将来の担い手不足解消のため、建設産業の魅力を広く伝えることを目的に、官民が一体となって企画されたもので、今回が初の開催となります。

やまぐち建設21の会会員企業、建設機械メーカー、レンタル・リース会社、国土交通省等、建設産業に関わる公共団体や各種団体が参加し、建設業の魅力をPRしました。

気持ちの良い秋晴れとなった当日、たくさんの親子連れが開場を待つ中、朝10時より開会式が行われました。

式では、やまぐち建設21の会 中村欽光会長(写真上:左)より「ぜひ建設機械に近くでふれて楽しんでいただきたい。各会社が趣向をこらした体験ブースをまわっていただきながら、建設を身近に感じていただけたら」と挨拶がありました。

(ダンプの体験試乗)

(トータルステーションを使った測量ゲーム)

(ドローンの操作体験)

(ミニショベルでのスーパーボールすくい)

広々とした会場には建設機械がずらりと並び、建設機械の試乗、写真撮影ができる「けんせつ機械試乗体験コーナー」や、測量ゲームやドローンの操縦、ミニショベルを使ったスーパーボールすくいなどが体験できる「建設業のおしごと体験コーナー」、国土交通省による降雨体験やVR体験など、24の企業・団体による数々のコーナーが設けられました。

(国土交通省のパネル展示やVR体験コーナー)

(国土交通省の降雨体験車)

(小型建機のラジコン操作)

訪れた子どもたちは普段乗ることのできない建設機械に目を輝かせ、実際に操縦席でレバーを触ったりしながら、笑顔でイベントを楽しんでいました。

また、バックホウ操縦の技能を競う大会「バックホウ選手権」も開催され、県内の11社が参加しました。

建設機械操縦のプロが、ペットボトルの移動、ホッパー操作、コースフレームに当たらないように棒を動かす「イライラ棒」に挑戦しました。

巨大なバックホウを自在に操るプロの技術に子供も大人も釘付けになり、機敏な操縦に歓声が上がる場面もありました。

見事、総合優勝に輝いたのは山陽建設工業(株)で、続いて(株)ミヤベ、松村建設(株)、住吉工業(株)、澤田建設(株)が入賞し、入賞者には賞状が送られました。

やまぐち建設21の会の中村欽光会長(写真上)は「小さなお子さんやご両親に建設業と直接触れ合える機会をつくろうと考え、構想から丸一年。山口県主催のもと、国土交通省、各建設機械メーカー、レンタルリース会社、やまぐち建設21の会の会員の皆様、山口県建設業協会のご協力により、無事イベントを開催することができました。普段直接見る機会がない建設機械や技術者の技を見てもらい、楽しんでもらって、将来『あのときは楽しかったな。かっこよかったな』と建設業への扉を開く一助となることを期待しています」と話されていました。

山口県土木建築部の片山克浩部長(写真上)は「建設業は地域を守り支える大切な仕事です。イベントを通じて、子どものうちから建設業に興味をもってもらうことで、将来の担い手確保に繋げていきたいと思っています。県ではSNSなどで建設の魅力発信を行っていますが、やはり実際に見てさわって感じてもらうことが一番。業界全体でこれからも協力して建設業を盛り上げていければ」と話されていました。
同じく山口県土木建築部 山根孝太主任は「これまで限られた人数の学生や親子を対象としたイベントはありましたが、対象や人数を制限せずに、広く一般の方々に向けたイベントがありませんでした。広く建設業の魅力を知ってもらうために、どなたでもお越しいただけるようなイベントを開催したいと思い、やまぐち建設21の会の方にご協力をお願いしました。来年以降も継続して開催し、たくさんの人に建設業を身近に感じてほしい」と話されていました。

初開催ながら、約2,000人の来場者で賑わった今回のイベント。この体験が多くの子ども達の心に残り、建設業の将来を支える担い手となってくれることを心から願っています。本協会ではこれからも県や関連団体と連携し、将来の担い手確保・育成を推進していきます。

Repair of the amalgamator for a bathroom.

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