三田建設技能研修センター(兵庫県)で「第2回 就職前準備研修」を実施しました!
(一社)山口県建設業協会では、建設産業における担い手の確保・育成を図るため、会員企業の就職内定者等を対象として、兵庫県三田市の三田建設技能研修センターにて3月14日〜16日の3日間「第2回 就職前準備研修」を実施しました。
(三田建設技能研修センター本館)
本研修は、西日本建設業保証(株)が西日本の全ての建設業協会に対して、働きかけを行い、人材育成支援の一環として開設した講座です。本協会では会員企業の新規内定者を対象に、1月に受講者を募集し、3月に実施しています。
第2回目の参加申込者は17名でしたが、ほとんどが新卒の高校生でしたので、本協会職員が研修センターとの行き帰りの引率を行いました。
出発日は、新幹線こだま号で新下関駅8:25からの乗車をスタートとして、新山口駅8:51、徳山駅9:08と各駅で合流していき、全員が揃ったところで、広島駅で本協会が手配した弁当を受け取り、新幹線のぞみ号に乗り換えて、昼食を食べながら、新神戸駅を目指しました。
11:25に新神戸駅を降りると、すぐに本協会がチャーターした中型バスで約50分かけて研修センターに向かいました。なお、今回の交通費、宿泊費、食費等の研修費用については、本協会が全額負担を行いましたので、参加者の負担はありませんでした。
12:40に研修センターに到着すると、先ずは正面玄関横でセンター職員による受付を行いました。
(各県合同での開講式の模様)
13:00に各県合同での開講式が始まりました。山口県参加者17名の他には奈良県、鳥取県、熊本県、宮崎県からの参加があり、合計5県32名での2泊3日の研修となりました。
宿泊場所については、男性は敷地内にある宿泊棟に、女性は近隣のビジネスホテルに宿泊しました。食事も支給され、参加者全員で館内の食堂で食べました。
3日間の研修内容について、1日目は社会人として求められる意識や組織の中での役割といったビジネスパーソンとしての姿勢、2日目・3日目は、挨拶や話のきき方、来客、電話時の応対、また建設現場の危険や安全に仕事をすすめる方法など、より実践的な内容の講義が行われました。また、受講者の皆さんはグループに分かれてケーススタディなどを実践しながら、活発に意見交換を行うとともに受講者同士の交流を深めました。
終了後に行った研修受講のアンケートには
「仕事に求められる意識は、それぞれに考え直さなければならない点がはっきりした」
「学生と社会人の違いを今まで以上に深く知ることができた」
「危険予知訓練として、基礎4ラウンド法を体験して、事故の直接的な原因を取り除くことが大事だと学びました」
「工事現場では、様々な事情によって、周辺の住民に迷惑がかかることがあるので、その対応が大切だと思いました」
などの感想が寄せられ、入社前に建設業で働く社会人としての基本的な知識をしっかりと得ることができ、満足度の高い研修になったようでした。
本協会では、引き続き建設人材の確保・育成に積極的に取り組んでいきます。
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