2017/5/18 木曜日

三田建設技能研修センター(兵庫県)で「就職前準備研修」を実施しました!

Filed under: 建設業協会 — admin @ 14:18:53

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(一社)山口県建設業協会では、建設産業における担い手の確保・育成を図るため、会員企業の就職内定者等を対象として、兵庫県三田市の三田建設技能研修センターにて3月22日〜24日の3日間「就職前準備研修」を初めて実施しました。


(三田建設技能研修センター本館)

本研修は、西日本建設業保証(株)が西日本の全ての建設業協会に対して、働きかけを行い、人材育成支援の一環として開設した講座です。本協会では、平成28年度から30年度までの3年間、会員企業の新規内定者を対象に、1月に受講者を募集し、3月に実施します。


(新神戸駅にて)

参加者は、ほとんどが新卒の高校生でしたので、県外での研修を心配される保護者や内定企業の要望を受け、本協会職員が同研修センターまで引率を行いました。また、交通費を含む研修費用については、本協会が全額負担を行いましたので、参加者の負担はありませんでした。


(各県合同での入所式の模様)

研修内容については、新規就職者の社会人としての心構えやマナーの習得、労働安全衛生に対する理解、入社前の不安解消などに努めるもので、建設業界への定着に繋げることを目的としたもので、山口県からは14名が参加しました。同日の研修には、徳島県から5名、鳥取県から6名、佐賀県から6名の参加があり、合計31名が合同で受講しました。


(グループ研修の模様)

3日間の研修において、1日目は社会人として求められる意識や組織の中での役割といったビジネスパーソンとしての姿勢、2日目・3日目は、挨拶や話のきき方、来客、電話時の応対、また建設現場の危険や安全に仕事をすすめる方法など、より実践的な内容の講義が行われました。また、受講者の皆さんはグループに分かれてケーススタディなどを実践しながら、活発に意見交換を行うとともに受講者同士の交流を深めました。


(三田建設技能研修センター宿泊棟)

宿泊については、男性は敷地内にある宿泊棟に、女性は近隣のビジネスホテルに宿泊しました。食事も支給され、参加者全員で館内の食堂で食べました。


(宿泊棟内の模様)

終了後に行った研修受講のアンケートには
「会社員と学生の違いを改めて自覚した」
「講座の中で学んだ挨拶の仕方を、翌朝意識的に行ってみたところ、いつもよりもハキハキとできた。入社してもこの挨拶の仕方を忘れずにいようと思う」
「簡単だと思っていた電話やメールのやりとりも、やってみると思いのほか難しかった。話を聞きメモを取り、受け答えをする。2つ以上のことを同時に進める場面が増えてくると思うので、しっかりと身に付け活用していきたい」
「建設業の死傷者数を聞き、安全第一で仕事を進めることの大切さを改めて実感した」

などの感想が寄せられ、入社前に建設業で働く社会人としての基本的な知識をしっかりと得ることができ、満足度の高い研修になったようでした。

本協会では、引き続き建設人材の確保・育成に積極的に取り組んでいきます。

Repair of the amalgamator for a bathroom.

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