第3弾 人材確保育成対策！建設業新規入職者合同研修を開催しました！
平成26年10月、国土交通省、全国建設業協会ほか建設関連20団体以上で構成する「建設産業担い手確保・育成コンソーシアム」が設立され、担い手確保をテーマとした産官学連携による「地域連携ネットワーク構築支援事業」が全国的に展開されています。
本協会においても、平成27年度から29年度までの３年間、専門工事業団体と連携して、若年技術者及び技能者への研修・サポート・定着率向上を目的とした各種活動を実施する予定です。
平成28年度事業の第１弾として、建設業入職３年以内の新規入職者及び30歳未満の若年者を対象とした「建設業新規入職者合同研修」を4月15〜16日の2日間開催しました。（主催：山口県建設業協会、共催：山口県、山口県鳶工業連合会、山口県鉄筋工業協同組合、山口県左官業協同組合、後援：山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会）
本協会でも初めての試みとなる本研修について、初日は定員を超える59人の参加があり、その内約半数が10代の新卒者であり平均年齢も21.3歳という若さでした。
まだ現場に入る前の新人も多いことから、山口県鳶工業連合会から松村 秀治事務局長を講師に迎え、建災防発行「現場における労働災害防止に必要な最低限のルールと基礎知識」のテキストを使用して講義を行いました。
松村氏からは長年培った現場経験を踏まえながら、新規参入者としての基礎を伝えて頂きました。
続いて吉本興業主宰の社会人塾講師等多数の経験がある�蠧�本マンパワー 井手 秋子 氏を講師に迎え、「建設業における社会人としてのマナー講座」を行いました。配席をグループ型に変更して、少人数グループで和気あいあいとディスカッションしながら、時にはゲーム方式で社会人としてのマナーや心構え、組織内でのコミュニケーション、仕事の進め方などについて楽しく学びました。
また、全産業的にも離職率が高くなっていることから、長く働き続けるためのアドバイスも頂きました。
当日は、各団体からパネルや安全用品の展示もありましたが、ＮＨＫによるテレビ取材、日刊建設工業新聞社、日刊建設通信新聞社、中建日報社の新聞社も３社駆けつけ、大きくマスコミ報道もされました。
２日目は、初日に引き続き松村氏を講師に迎え、「足場の組立等従事者特別教育」を行いました。
これは労働安全衛生規則に基づく法定教育であり、建災防発行「足場の組立て等作業従事者必携（特別教育用テキスト）と同内部工事用足場編」を使用して、６時間受講した方には「修了証」を発行し、今後の現場で役立てて頂くように配慮しました。
内容は�‖�場及び作業の方法に関する知識、��工事用設備、機械、器具、作業環境等に関する知識、�Ｏ�働災害の防止に関する知識、�ご愀庫［�をそれぞれＤＶＤも活用しながら、分かりやすく解説して頂きました。
また、�蠱�沢製作所の森 大輔主任も広島からお越し頂き、保護具アドバイザーの知識を生かしたヘルメットやハーネス等の正しい使用方法、実際の装着体験も行いました。
最後に受講者全員にアンケートにご協力頂きましたが、その結果は下記のとおりです。
１．本日の講習内容について５段階評価（５点満点）
�仝従譴砲�ける労働災害防止に必要な最低限のルールと基礎知識（平均4.2点）
�⊆匆饋佑箸靴導萍�するために〜必要な意識と仕事の基本を知る（平均4.3点）
�Ｂ�場の組立等従事者特別教育（平均4.4点）
２．建設業界に入ったきっかけについて一番近いもの
�ヽ惺察弊萓古�）の紹介で就職（52.6％）
�⊃討簔凌佑両匆陲能⊃Α�33.3％）
�Ｊ綿�野からの転職（7.0％）
�ぅ魯蹇璽錙璽�を通じて就職（3.5％）
�イ修梁勝�3.5％）
��職業訓練校等から斡旋されて就職（0％）
３．建設業界や会社に対する要望
�―亀截夏�制等休日制度の充実（30.7％）
�∋餝兵萋世了抉隋�26.7％）
�Ｆ雲ぢ紊任慮鯲�会等の開催（12.9％）
�Ｊ〕�厚生の充実（12.9％）
�ゥぅ瓠璽献▲奪彝萋阿僚室臓�10.9％）
�Χ軌薹盈�の充実（5.9％）
４．今後取得したい建設系資格や免許（ベスト３）
��1級又は2級土木施工管理技士（16人）
�▲�レーン免許（移動式・小型〜大型）（5人）
�Ｂ膩親端貅�動車免許（4人）
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