「錦川流域河川一斉清掃」に岩国支部が参加しました!
山口県一の大河である錦川。豊かな自然環境の中流れる美しい清流は、観光はもちろん、川遊びやカヌー下りのスポットとしても有名で、名所・錦帯橋とともにたくさんの人々に愛されています。
この大切な川を守るため、岩国市では平成12年より毎年7月に「錦川流域河川一斉清掃」を実施しており、河口から最上流域までの広いフィールドを、地域の方々や賛同する団体が清掃しています。
岩国支部も開始当初から実行委員会の一員として清掃に参加。地域と一体となって活動を続けています。
平成27年7月12日。曇り空の下、錦川流域の16会場で「錦川流域河川一斉清掃」が行われました。参加総数は約1,500人。
岩国支部からは31社総勢55名が参加し、各エリアに分かれゴミ拾いに参加しました。
南河内地区会場では、朝8時から地元の中学生や自治会の方々、協会員等が集まり作業が開始されました。参加者の皆さんは、それぞれゴミ袋を手に河原へ下り、空き缶やペットボトル、釣り道具などさまざまなゴミを収集。
漂流してきたと思われる大きなパイプを協会のメンバーが二人がかりでトラックに積み込む場面もありました。1時間近い作業の後、回収したゴミを分別し、市内のゴミ処理施設へ運搬しました。
岩国支部長の森近さん(株式会社ボスコ代表:写真下)にお話を伺うと
「数年前はかなりの量のゴミを回収しており、自転車や洗濯機といった大物をユニックを使って回収したこともありました。回を重ねるうちに皆さんの意識も高くなったのでしょう。現在では目に見えてゴミの量が減りましたね。子供達が参加してくれることで、早いうちからの意識付けができていることも意義がありますし、大人も背筋がのびる思いです。これからも地域の方々と一体となって錦川を守っていきます」とおっしゃっていました。
岩国支部では、「錦川流域河川一斉清掃」をはじめとして、春、小中学校の入学式にあわせての地域清掃など地域貢献活動を積極的に行っています。
また、山口県との間に締結している「大規模災害時における応急対策業務に関する協定書」、各土木事務所と各支部との間に結んでいる地域協定「地震・風水害・その他の災害応急対策業務に関する協定」、さらには、国土交通省中国地方整備局と中国5県をまたがる広域協定である「災害時における中国地方整備局所管施設の災害応急対策業務に関する協定」に基づき、災害時にはいち早く現場に駆けつける体制をとっており、平成26年8月6日に和木町で発生した大雨による土砂災害でも災害復旧に出動しました。
平成26年度からは新たに岩国市の委託により、悪天候時などの際の「河川パトロール」にも協力しています。
「懇話会で地域の問題を提言するなど、常日頃から県や市との連携を密に取っています」と森近さん。地元に密着した建設業として、行政や関係機関と協力しながら、住みよい地域になるよう日々尽力されている様子がうかがえました。
作業に参加された皆さん、本当にお疲れ様でした。
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