優秀施工者（建設マスター）国土交通大臣顕彰式典が開催され、当協会推薦の２名が顕彰されました！
去る１０月１７日、東京都のメルパルクホールで開催された「平成２５年度優秀施工者国土交通大臣顕彰式典」において３７８名の授与式が行われました。
優秀施工者国土交通大臣顕彰者は、通称「建設マスター」と呼ばれています。
建設マスター制度は、建設現場において工事施工に直接従事し、優秀な技能・技術を有する建設技能者を「優秀施工者」として国土交通大臣が顕彰することで、「ものづくり」に携わっている者の誇りと意欲を増進させ、能力と資質の向上を促進するとともに、その社会的評価・地位の確立を図り、建設業の健全な発展に資することを目的として平成４年度に創設されました。
当協会では山口県土木建築部と共に、この制度の普及啓発に協力するため、毎年秋に「山口県優良工事表彰」を受賞された会員企業を対象に候補者の推薦を行い、平成２５年度については上記の２名が顕彰されました。
写真右から、宮崎 義光 様（�蟲楮蟾�務店：�螢灰廛蹈洪篩Α法�中野 幸宏 様（��AOI：井森工業�蠖篩Α�です。この度は誠におめでとうございます。
式典の冒頭、野上国土交通副大臣（写真左）から、「顕彰者は住宅や社会資本整備の重要な担い手である。建設産業が活力をもって発展していくには、優秀な人材確保と優れた技能の継承が重要であり、顕彰者の皆さんがこれまでものづくりの現場の第一線で活躍され、後進の指導にも貢献されてきたご尽力・努力と、支えてこられたご家族に敬意を表したい」と挨拶されました。
その後、全国より集まった約３８０名の顕彰者でホールが埋めつくされ、地区ブロック毎に１名ずつ顕彰者の名前が呼ばれました。
次に顕彰者を代表して、神長氏（栃木県）が顕彰状を受け取り、山本氏（福井県：写真左）が代表謝辞を行いました。
謝辞では「顕彰は身に余る光栄なこと。建設産業は技能者の高齢化や若年就職者の不足が顕著だが、ものをつくる満足感を若者に伝えることが我々の大きな目標であり、更に自己の研鑽と後進の育成に取り組みたい」と新たな決意を表明しました。
次に、受賞者の子供から寄せられた作文を司会者が紹介した後、今夏募集していた建設産業人材確保・育成推進協議会主催による「私たちの主張」の入選作品の発表が行われました。
発表後、国土交通大臣賞を受賞された作文２点「父の背中」の日下氏（写真右）と「建設業で働く一人として」の坪井氏（写真右から２番目）が代表して、朗読を行いました。
この２名を含めた入選作品５点については、当協会のＨＰ「建設業の雇用改善とイメージアップコーナー」にリンクしましたので、そこから全文をご覧頂くことができます。是非ご一読をお願いします。
式典終了後、会場には記念撮影コーナーが設置され、山口県顕彰者２名の記念写真を撮影しました。建設マスター関連の最近の話題としては、過去の顕彰者であった坂本 健次氏（豊田支部）と松浦 忠氏（萩支部）が平成２４年度の「山口県選奨」で「産業功労」を受賞しました。
県内の隠れた功労者として、平成２５年度も引き続き県選奨に過去の建設マスター顕彰者がノミネートがされています。
結果はまたお伝えしますが、当協会では引続き国、県と協力して建設マスター制度の普及啓発に取組みたいと思っています。
（参考）協会広報誌ピラー８号での巻頭特集
（参考）建設マスターデータベース
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