2016/6/29 水曜日

高校生現場見学会を開催中です！（岩国工業高等学校／都市工学科）

Filed under： 建設業協会 — admin @ 10:44:38

土木・建設分野を学ぶ高校生に建設業の現場の魅力を肌で感じ、社会基盤整備の必要性を考えてもらう機会として（一社）山口県建設業協会では山口県土木建築部と共催で毎年建設現場見学会を実施しています。

平成28年度は土木コース6校、建築コース4校、のべ10校、約350名の高校生が参加する予定ですが、今回は平成28年６月14日に行われた岩国工業高等学校・都市工学科1年生（男子3４名、女子1名）の現場見学会の模様を紹介します。

はじめに訪れたのは都市計画街路環状一号線の現場。一般国道２号を起点に防府市街地南側の臨海部を経て、都市の外郭を形成する環状道路です。交通渋滞の緩和や沿線の土地利用の促進とともに、国道２号と重要港湾三田尻中関港とのアクセス性を向上させることで、物流の円滑化を図る役割を担います。

参加した生徒さんたちは、地盤改良の施工方法に使用されているスーパーテールアルメと呼ばれる補強土壁工法や、道路下に埋設し主に下水及び排水用管路と地下道として使用される施工中のボックスカルバートの説明を受け、図面と実際の現場を何度も見比べながら、初めて聞く言葉にも熱心に耳を傾けていました。

その後、地盤改良された箇所を自分たちの足で踏みしめて強度を実感したり、実際の足場に上がりボックスアルバートを間近で見学する中で、驚きと感動の声が上がっていました。

昼食を挟んで、三田尻中関港の港湾改修（耐震岸壁）の工事現場へ。三田尻中関港は国内外の海上輸送網の拠点となる重要港湾で、山口県の地域防災計画における災害時の広域輸送拠点（海上輸送基地）にも指定されました。そのため大規模地震などによる被災時であっても変形・変位なく利用できるように、また想定最大規模の地震直後からでも緊急物資の輸送を可能にするために、耐震強化岸壁の整備が行われています。

工事現場を目の前に、現場担当の方から事業の概要の説明をしてもらいました。東日本大震災や熊本地震を身近に感じたこともあり、防災安全対策の岸壁工事について生徒の皆さんはメモを真剣に取り理解を深めている様子。

また海の環境対策についての取り組みや、工事にかかる費用についてなど色々な角度から積極的に質問が飛び交っていました。現場見学を終えて生徒さんからは「初めて現場を見てスケールの大きさに感動しました」、「工事が完成する時の喜びや達成感に魅力を感じ、こんな仕事をしたいと思いました」などの声が聞かれました。

引率された同校の上田岳史先生は「早い時期から建設業に魅力を感じ、イメージを確立するために本校では一年次から現場見学を実施しています。生徒が学校を出て普段見られない現場を見学し、働く人から生の話を聞くことは、授業や教科書では学ぶことが難しい、建設業の魅力を肌で感じることになる大変貴重な体験です。これからの進路選択の参考になればと思っています」と生徒の皆さんに期待しておられました。
今回の経験によって建設業界への関心と理解が深まり、希望する道を見つけてくれることを願っています。

2016/6/23 木曜日

高校生へ魅力発信！やまぐち建設産業業界研究セミナーを開催しました！

Filed under： 建設業協会 — admin @ 9:37:48

平成28年6月7日、山口県セミナーパーク、山口きらら博記念公園にて「やまぐち建設産業業界研究セミナー」を開催しました。（主催／山口県、（一社）山口県建設業協会、後援／山口県教育委員会、山口県工業教育研究会、山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会）

このセミナーは、県内で土木建築を学ぶ高校生に、地域の社会インフラを支え、災害から住民を守る地元の建設業の役割を理解してもらい、山口県の建設産業をよりよく知ってもらうことを目的に行われたもので、岩国工業高等学校都市工学科１・２年生70名、徳山商工高等学校環境システム科３年生19名、山口農業高等学校２年生40名の３校合計129名及び業界関係者約30人と総勢約160名が参加しました。

まずはじめに、東日本大震災で被災した仙台市内の復旧・復興作業で陣頭指揮を執った（一社）仙台建設業協会副会長の深松　努さん（�蠖湿樵搬緝宗�による「東日本大震災現場からの証言　復興に向けての課題と提言」と題した講演を行いました。
深松さんは、現場での対応や課題などに触れ、地域建設産業が果たす役割や重要性などについて語られ「報道などでは取り上げられないが、自衛隊などとともに、震災直後から作業にあたったのが建設作業員。道路を切り開かなければ人命捜索も出来ない」と、道路啓開をはじめとしたインフラの復旧や重機・作業員の確保、燃料・食料不足対策、人命捜索などにあたった経験を披露。全国的に建設従事者の人材不足の中で「地域を守る絶対数の建設業者の確保をしなければならない」と、その必要性を強調されました。また「緊急時には情報が錯綜するので普段から行政と連携し、ワンストップの指令体制の確立が不可欠」とも指摘があり、山口での大災害を想定した備えの重要性を力説されました。

講演会の終盤では、参加した高校生に対し、「災害が発生したら、地域を復旧させることができるのは土木や建築の技術を学んだ皆さんしかいない。是非建設業界に入ってほしい。」と熱いメッセージで締めくられました。

次に体育館に会場を移し、（一社）山口県建設業協会、山口県鳶工業連合会、山口県鉄筋工業協同組合、やまぐち建設２１の会の４つの参加団体が各ブースを設け、高校生側は少数のグループに分かれて参加しました。「厳しいというイメージで敬遠されがち」な建設業のやりがいなどについて、各団体とも映像や資料などを通じて説明を行いました。

(一社)山口県建設業協会（会長：井森浩視）は山口県土木建築部及び会員企業と協力して作成したＤＶＤ「新たなる建設業〜未来をつくる君たちへ」と国土交通省が作成したＤＶＤ「建設現場へＧＯ！」２本の上映会を行い、協会広報誌ピラーや建設業界ガイドブック等の配布コーナーを設置しました。

山口県鳶工業連合会（会長：栗栖龍男）は鳶の歴史をパネルやＤＶＤを使って紹介、実際に足場を組んだ高所体験コーナーも設置しました。

やまぐち建設２１の会（代表：�盪垣擬�）は若手経営者の有志の会として、建設業の役割や仕組みを�盪蛎緝充�らがプレゼンテーションしました。

山口県鉄筋工業協同組合（理事長：宮本ゆり子）はＤＶＤ上映のほか技能士による鉄筋組立等の作業実演や生徒への体験コーナーを設置しました。

参加者の声として、「授業では教わらない具体的な建設業の仕事を知ることができ、とても新鮮だった」と山口農業高校環境科学科２年の加藤智樹くん。他の多くの生徒さんも各団体の担当者の説明を皆さん熱心に聴き入っている姿が印象的でした。

セミナーの最後には、2001年開催の「山口きらら博」にあたり建設された、きらら博記念公園を見学。当時の建設の状況などを説明し実際の建設の仕事について理解を深めてもらいました。

生徒さんたちにセミナーに参加した感想を伺うと「自分のやりたい仕事のイメージがわいた」「建設業に対して意識が変わった」「目指す道を確信した」などの声を聞くことができました。
今後も県内で土木建築を学ぶ人たちに山口県の建設業を理解してもらえるような情報の発信をしていきます。

2016/6/15 水曜日

全建ジャーナル６月号について

Filed under： 建設業協会 — admin @ 9:17:15

ご覧になりたい方は支部に配布しておりますので、そちらで閲覧して頂きますようお願いします。

また、毎月の定期購読を希望される方は下記アドレスからお申込み下さい。
http://www.zenken-net.or.jp/journal/index.php?year=2016

•巻頭言『平成28年度　定時総会の開催にあたって』
一般社団法人　全国建設業協会　会長　近藤晴貞

•平成28年度　定時総会を開催
一般社団法人　全国建設業協会

•平成27年度　事業報告
一般社団法人　全国建設業協会

•東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会　暴力団排除対策の推進について
一般社団法人　全国建設業協会

•土木工事標準歩掛の改定について
国土交通省　総合政策局　公共事業企画調査課

•工業高等学校における建設業界への就職支援等に関する実態調査について　〜資格取得教育等の支援を中心として〜
一般財団法人　建設業振興基金

•都道府県建設業協会の活動〜新潟県建設業協会　女性部会〜
一般社団法人　新潟県建設業協会

•第66回“社会を明るくする運動”〜犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ〜
法務省　保護局　更生保護推進課

•「平成28年熊本地震」への対応（２）
一般社団法人　全国建設業協会

•平成28年度　補正予算に関する要望
一般社団法人　全国建設業協会

•基礎杭工事の施工における全建自主ルールの策定について
一般社団法人　全国建設業協会

•平成28年度「建設廃棄物の適正処理に係る講習会」開催予定
一般社団法人　全国建設業協会　事業部

•全建会員企業における倒産状況等調査結果（平成28年1月〜3月）
一般社団法人　全国建設業協会　事業部

•季節の風の中に立って（第１８話）

●文明の構造（第6回）

●エッセイ“今夜も一杯”

•全建だより（平成28年4月）

●建設業のニューストピックス（2016年5月）

2016/6/8 水曜日

防災はみんなと取り組む絆から！山口県総合防災訓練2016 in 萩

Filed under： 建設業協会 — admin @ 10:56:19

■多くの地域住民と関係機関が参加した大規模防災訓練

平成28年４月に発生し大きな爪痕を残した「平成28年熊本地震」。山口県内でも震度4を観測し、改めて自然災害の怖さと普段からの備えの必要性が叫ばれています。
地域住民の方々の防災意識の高揚、自助・共助の推進、防災関係機関の連携強化を図ることを目的に、毎年大規模に行われる「山口県総合防災訓練」。
平成28年は、萩市、阿武町、長門市を会場に、5月29日、消防や警察、自衛隊、海上保安庁、地元事業所など75にのぼる防災関係機関と各市町の住民、合わせて約1700人が参加して実施されました。

■ミッションは道路の応急復旧　「迅速、安全に啓開作業せよ」

今回の訓練は「断続的に降り続く大雨による大規模土砂災害の発生と、山口県日本海沖を震源域とするM7.5の巨大地震で最大震度６弱を観測し、最大３mを超える津波が到達」と想定。
メイン会場の萩市椿東「陶芸の村公園」では、津波と土砂災害から逃れる住民の避難訓練、倒壊した家屋や埋没した車両などからの救出訓練などが実施されました。

山口県建設業協会萩支部からは支部長である指月建設�蝓平�山仁志代表）の杉山芳文専務取締役（写真一番右）をリーダーに畠山和人（写真中央）さん、木村博幸さん（重機オペレーター）、田村智紀（写真一番左）さんの４人が参加しました。
土砂災害の発生により通行不能となった道路の啓開作業の訓練で、安全を十分に確保しながら、速やかにバックホーで崩落土砂を除去し、緊急車両の通路を確保しました。

■地域において建設業が果たす多様な役割とは？

（一社）山口県建設業協会は山口県や各土木建築事務所、国土交通省との間で締結された様々な災害協定に基づき、応急対策・復旧対策において中核的な存在として活動しています。
今回訓練で活躍した�蟷愀邨�設で作業指揮を担当した畠山さんからは「日頃から地元の現場での仕事やパトロールを通じて道路や建物の状況に気を配っています。災害時には関係機関との連携が特に大切です。今回の防災訓練で地域や様々な関係機関と訓練することで連携の重要性を共有、再認識できる良い機会でした。」とコメントを頂きました。

災害時においては、被害を受けた交通ネットワーク、インフラ及びライフラインなどの早期機能回復を図るため、道路等の啓開をはじめ被災地での応急復旧作業を担う地域建設業の果たす役割は極めて大きいといえます。

様々な災害を想定して住民の避難訓練や関係機関の連携など実践的な訓練が行われ、効果的な対策につながる総合災害訓練となりました。

2016/6/2 木曜日

県政TV番組「イキイキ！山口〜建設業で働いてみませんか？」が６月６日（月）にＹＡＢで放送されます！

Filed under： 建設業協会 — admin @ 16:44:35

山口県土木建築部からの依頼により、建設業で活躍する若手技術者及び技能者をテーマにした県政テレビ番組の取材に協力しました。取材当日はＹＡＢの浅野　航平さんからインタビューを受けました。

先ず一人目の方は、萩市の明倫館小学校の保存工事で活躍されている建設業協会萩支部の協和建設工業�蝓陛賃式棒蟻緝宗�に勤務している森田　恵理さんです。

高校を卒業後、県外で建設業の経験を積み、１年前に地元の萩市にＵターンした若手技術者です。男性の職種というイメージがある建設業ですが、森田さんのように女性もさまざまな分野で活躍しています。


二人目は、山口県鳶工業連合会の会員企業である�觀�栖工業（栗栖龍男代表）、トレーニングセンターで鳶職の技術を磨き中の濱村　宏伸さんです。

濱村さんは昨年の技能五輪全国大会のとび職部門で銅賞を受賞した若手技能者です。お二人からは、仕事の内容ややりがい等多くを語って頂きましたので、６月６日のオンエアを是非ご覧下さい。

山口県土木建築部監理課の椙山主任からも建設業界へのメッセージを頂き、県としては若手技術者確保のために６月１０日のハローワーク下松を皮切りに県内各地で「建設企業地域巡回説明会」を開催するので是非参加してほしいとのＰＲがありました。

今回の取材の模様は６月６日（月）２３：１０よりＹＡＢで放送される「イキイキ！山口〜建設業で働いてみませんか？」をご覧下さい。

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Repair of the amalgamator for a bathroom.

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